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6年ぶりに復活した伝説のラーメン屋!

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みなさんは、伝説のラーメン屋「なんでんかんでん」をご存知でしょうか?2018年9月3日にJR高円寺駅前に復活開店した、豚骨ラーメンの「なんでんかんでん」。なんだか、今どきではない看板の色づかいに、看板のこの謳い文句。

" 日本のラーメンブームはここから始まった!! "

あ、怪しい!!そして気になる!!あまりにも気になったので調べてみると、

  • 30年ほど前に話題になったラーメン屋
  • ラーメン屋で初めて行列ができた店
  • 環七通りの店前は駐禁破りの車まで行列に
  • あまりの行列に騒音などが社会問題に発展
  • 当時の東京では衝撃の豚骨スープラーメン
  • 川原ひろし社長が調子に乗りすぎて多額の借金
  • 「なんでんかんでん」は2012年に姿を消した

、、、、、!!!(笑)なんだかすごそう。行ってみたい。そう、筆者は平成生まれ。「なんでんかんでん」を愛した世代ではないため、店名自体が初知りであったのだ。

世代を超えて、いざ出陣!

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復活開店から1週間が経った日曜日のお昼。「なんでんかんでん」に行ってみました!

13時ごろに店前に到着すると、高円寺ではほとんど見かけない行列が!!な、なんですと。30年経っても行列は健在でした。

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店前に並ぶ10程度のイスはもちろん、店から離れた場所まで行列が。約30人ほど並んでいました。

ラーメンはスープが無くなり次第終了とのことで、この日の営業時間は12〜15時。夜は17時〜と店の扉に記載がありました。

30〜40分並んだ頃だろうか?すごい行列だな。これが行列で社会問題になったラーメン屋!さすが!と感心していると、なぜかお店に警察官の姿が。次呼ばれる!と入店目前での出来事だったので、まさかここまで来て食べられないの?とドキドキしました。目の前の警察官と店員さんの会話が聞こえて来ました。

「自分の店前は問題ないんですよー。ただね、この辺りは他のお店もあるから。列は道沿いにしていただかないと。」

、、、そうです。あまりの行列に、他店の営業に迷惑がかかっていたそう。警察官の方に深々と頭を下げていらっしゃいました。そのあとは行列が整備されて、道沿いに行列が移動していました。

流石だ。なんでんかんでん!!!

と思っていると、ついに待ちに待った瞬間が。30〜40分待ちで席に案内されました。

元祖行列ラーメン!いただきます

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入店すると、豚骨スープの独特の匂いがぷんぷん。先に入っていたお客さんも、みなさんラーメンに夢中なご様子です。さてさて、食欲もかなり刺激されてきたぞ!

カウンターに案内され席に座ると、卓上にはメニューが置いてありました。

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ふむふむ。なるほど。ラーメンは770円〜と高くも安くもない感じ。ラーメン以外にも、ラーメン屋には珍しいガツ刺しをはじめ、手羽先や餃子もあります。どれにしようかな〜〜

ん?何やらトッピングが多めの、バカシリーズとやらがあるらしい。よし。ラーメンと言えばのりとねぎ!が好物な筆者は、どちらも楽しめる3バカラーメンを注文することに。

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ラーメンが来るまでお店を見渡してみると、6〜7人が座れるカウンターと、4名がけのテーブル席が3つ。少し狭めの印象です。

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卓上には、ニンニク、白ごま、ピリ辛高菜、紅生姜が置いてあります。また、替え玉用の調味料もありました。

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ニンニクをまるごと1個潰して入れられる器具まで!ニンニク好きにはたまりませんね。

そうこうしているうちに、、、、

3バカラーメン到着!

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きた!伝説のラーメン!!

たまご、のり、ねぎがバカほど乗っているラーメンが到着。正直、思っていたよりはそんなにトッピングの量は多くない。

ただ、よくよく見てみるとのりに文字が!色んなお国の言葉が印刷されています。珍しいのりですね。どうやら、30年前にもこの印刷のりがあったよう。

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印刷のりを少し横にズラすと、またのりが!(笑)あおさ海苔が顔を出します。

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大きくて硬めの味玉と、うずらの卵が3つ。半熟とろとろ〜〜なたまごではないが、まあまあ普通にラーメンに合う。

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チャーシューは柔らかくて、お箸で持つとほろほろに崩れます。

スープはみなさんがご想像している通りの味。というような感じです。濃すぎず、ちょうど良いこってりさの豚骨スープ。さらりと飲めて濃厚。うむ、30年前に初めてこれを食べた人はさぞ感動したであろう。現代は横浜家系やら二郎系やら、こってり濃いラーメンがたくさんあるので、その濃さを求める方には少し物足りないかも?

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今回は麺の硬さをやわらかめで注文したが、

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麺の硬さは

  • 粉落とし
  • ハリガネ
  • バリカタ
  • 硬め
  • 普通
  • やわらかめ

の6段階から選べるようで、他のお客さんの注文に聞き耳を立てているとどうやらダントツでバリカタが人気のよう。

やわらかめでも、普通のラーメンより硬めに感じたが、、、バリカタは果たしてうまいのだろうか?

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気になったので、替え玉でバリカタに挑戦!替え玉を頼むとすぐに到着。ピリ辛高菜と合わせて食べてみることに。

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ちなみにこの卓上にあるピリ辛高菜、辛いもの好きな筆者でもピリっときたので、辛いものが苦手な方は注意です!シャキシャキですごく美味しくやみつきになりますがね!

さて、バリカタ麺を食べてみると、、、なるほど。たしかにこのスープには硬めの麺だな。という感じ。硬めの麺と濃厚な豚骨が絡んで美味!高菜のピリ辛ともよく合いました。

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ちなみに卓上にあった替え玉用の調味料は、

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ごま油のような?醤油のような?の色と匂い。結構かけたが、そんなに味変にはならなかったように感じた。まあ、これは好みであろう。麺の硬さも、やはり筆者はやわらかめが好みであったし、、、。なんだかんだと、色んな味変まで楽しんで完食。

ごちそうさまでした。

とてもフレンドリーで優しい川原社長

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お腹が満たされ店を出ると、川原社長がお客さんとお話していました。どうやら取材を受けているようで、フレンドリーにお話されていました。

実は行列に並んでいる間、この「なんでんかんでん」の生みの親、川原社長の優しさに触れておりました。筆者は友人と二人で訪れていたのですが、立ちの行列から店前のイスに移動になった際、イスの数が奇数のため友人と離れて座ることに。すると、

イス!移動させますね!どうぞどうぞ!!!

と川原社長自らイスを移動。友人と隣同士で待つことができました。き、気が利く、、!また、立って並んでいるお客さんにも声をかけておりました。

みなさん、暑い中ありがとう!お手洗い二階にありますから、勝手に使ってくださいね!

常に行列で並ぶお客さんに気を遣っておりました。

人情溢れる、元祖行列ラーメンのなんでんかんでん

最後に、川原社長と記念撮影!

ブログ記事にしていいですか?と伺ったところ、快くYESのお返事が!また、加えて記念撮影までしていただきました。なんと優しい。

2012年に姿を消した伝説のラーメン屋は、人情溢れる社長の経営する、懐かしいラーメン屋でした。

2020年5月現在は閉店しております・・・・

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